クイーン知らないのにボヘミアンラプソディーを観たんだけど。

イッァ ビュディフォ…デーェェェエエィィ!

とか

ァアアーィイ!ワァズボォーン!トゥーゥラッビュ!

とか

ウィーウェェール
ウィーウィール
ロッキュッ!


とかなら知っていた。


知っていたと言うよりも耳に覚えがあった。

テレビのCMやドラマの挿入歌
立ち寄ったお店のBGM
誰かの鼻歌

カラオケで歌う事は出来ないけれど、この耳につくパートだけなら何もなくても歌えるくらいに耳に覚えがありました。

【クイーンという有名な洋楽ジャンルの昔のバンドの曲】

それくらいの認識。

有名な音楽バンドをフィーチャーした映画を観るのなら、そのバンドの事が元々好きか
詳しくない限り観ても満足できるわけがないと思っていたのでこのボヘミアンラプソディーという映画をわざわざ映画館に観に行くつもりは全く無かった。

そのまま映画の事すら忘れていたある日、帰宅すると奥さんが

「クイーンの映画があるのって知ってた?」

と聞いてきた。

『え?、ああ…今上映しているみたいだね』

「何で教えてくれなかったの???
私、クイーン好きやったやん!」

そういえば奥さんが昔、クイーンが好きだった事を思い出した

付き合っていた当初にCDを貸してくれたりもしていたらしい…が記憶が曖昧である

急遽、ボヘミアンラプソディーを観に行く事がその場で決まり、
ドキュメンタリー映画だったら寝る自信しかないと覚悟しながら劇場に向かう事になりました。

上映前に眠気覚ましの咀嚼用にポップコーンを購入して着席

まだ薄明かりの劇場内はたぶんクイーンの音楽を聴きこんでいた世代であろう同世代から上の年齢層の人達がほとんどでした。

そして映画が終わってスタッフロールが流れ終わるまで誰一人立ちあがる事なく劇場内の雰囲気も少し感傷的な感じにも受け取れました。

何より僕自身、クイーン知らないのにクイーンとフレディマーキュリーが好きになってしまった。

『フレディマーキュリー…や、フレディ…。お前…ええ奴やんけ…真っ直ぐで優しい奴やないか…。』

勿論、映画なので多少の方脚色はあるでしょう

でもそうなってしまった…。

や、呼び捨てなんてとても失礼なのは分かっているんですけどクイーンの歴史を淡々と語るドキュメンタリー映画なんかでは無くて…

1人の青年が音楽を通じて仲間と出会い、成長し、愛を育み、苦悩しながらも手探りで前へ進んで道を切り開いて行くフレディマーキュリーの物語だったので何だか近くに感じてしまって

『ええ奴やんけ…』

になってしまいました。

観に行って良かった。

クイーンというバンドとその人達を知れて良かった。

クイーンの音楽をちゃんと知れて良かった。

インタビューを交える様なドキュメンタリー映画なら家で見ればいいやくらいに思うのですが、劇中に流れてくる音楽しかり
ステージに立つフレディからの視点は迫力もあり、映画館で見て大正解でした。

ちなみに、オールバックに口髭とタンクトップのイメージしか僕の中に無かったので、
最初全然イメージと違う青年フレディが出てきて、なんか昔のミュージシャンみたいな人達もたくさん出てきて何とか劇中のクイーンのバンドメンバーだけは顔を把握したくらいにやっぱり海外の人の顔を覚えるのは苦手だったんですけど
とりあえず、ドラムの人は割と序盤で顔を覚えて、その次にギターの人の顔を覚えて、ベースの人は途中で髪型変わっちゃうから一瞬、誰かわからなくなっちゃいました。
フレディは大丈夫
ほぼフレディの視点で物語が進むからそこは大丈夫。
メンバーの名前よりメアリーとジムの方が覚えてるくらいフレディの視点で物語が進むから大丈夫。

映画が終わってスタッフロールの時に当時のバンドの動画が映し出されるんですけど
フレディもかなり似てたんですが
ギターめちゃくちゃ似てた!!!
名前も知らないけど!!!!!!
ドラムはちょっと似てるくらいだけど
とにかくギターの人めちゃくちゃ似てた!!!

感傷的な気持ちとギターの人がめちゃくちゃ似てる小さな衝撃と耳について離れず脳内再生を繰り返すクイーンの音楽が入り混じってなかなか寝付けずに2日目を迎えるので、ブログでこの感情を吐き出してしまおうと思い書きました。

☞to be continued

ヒロユキ
劇中の小物も本人が当時使っていた物もあるんだって!

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ヒロユキ

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