これからを考える。

ファッションやカルチャー。ライフスタイルの流行と同じように新型コロナウイルスは人口密度の高い都市部から地方に伝播し流行が加速している

国家主体で補足し封じ込める域を超え、次のステージに移ったウイルスへの対策はこれから個々で対応していく必要性がより高まってきた。

都市部に集中していた被害が地方へ流れ、対岸の火事では無いものの、少し離れたところから見ていた大多数がこれからの感染者となり、クラスターとなり不安や恐怖心に駆られ、まだ少しだけ残っていた心の余裕が削られてゆく。

ワクチンや特効薬の発見や開発が進められているとは言っても実際に投与や接種に至るまではまだ数ヶ月から年単位との見方がされている現在では、どんなにインターネットやインフラが充実しても都市と地方とのタイムラグは存在するので
都市部がピークを過ぎて収束に向かい落ち着きを見せた頃にはメディアで報じられる事は少なくなるのだろうけれど、過疎化した地域ではまだまだ新型コロナウイルスの脅威が続く事になる。

仮にワクチンを摂取する事が出来たとしても
インフルエンザワクチンをはじめ他の感染症を含めてその病気に絶対に罹らなくなる訳ではなく、あくまで重症化を防ぎ、患う確率を大幅に下げる事が出来るようになる訳なので

コロナショックが落ち着くまでひたすら耐えて終われば全て元通り…とはならず
【after コロナ】ではなく、【with コロナ】
とも言われるように、新型コロナウイルスの脅威としばらく並走しながら日常を送って行かなければならなくなる。

不要不急という言葉が独り歩きしているようにも思う。
何が不要で何が不急なのかの定義も各個人それぞれによるので
自分が不要だと思うのだからと他者にも不要だと考えるのは安直な気がしてならない。

元通りの日常ではなく、感染症をはじめとした危機管理レベルを引き上げつつ、新しいライフスタイルを習慣化させていかないと今の非日常な生活ストレスから開放される時は永遠に来ない。

今後も起こりうる新たな感染症への対応を考えるのも大事だが、
特にこの日本ではウイルスだけが脅威な訳では無い。

2年前には関西、去年は関東を直撃して大きな被害を及ぼした台風や、河川の決壊を引き起こした長く続く大雨など、季節性のリスクもこれからやってくる。

仮に避難をした場合、避難所などでの生活は三密と呼ばれる状態になるので
巣ごもり状態の今の内に災害時のシュミレーションを家族間で話し合ういい機会なのかも知れない

今直面している新型コロナウイルスへの対応と並行しながら新型コロナウイルスと歩まざるを得ないこれからの日常を柔軟に考えながら行動していきたいと思う。

☞to be continued

この記事を書いた人

ヒロユキ

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