毎日、どこに目を向けていても新型コロナウイルスが視界に入ってくる。
テレビだけではなく
インターネットやSNSの発達により、今の状況をいち早く理解することも情報を共有する事も出来る反面、自分や他者の不安やストレスを広げる手助けにもなってしまっているようにも思える
こんなにも海外のニュースに関心を示し、
各国の首相や要人の顔や名前を覚えた事があっただろうか
マスクを使用する理由が「感染を予防する為」ではなく『他者への二次感染を防ぐ為』との理解がこんなも早く日本の中に浸透するなんて思いもしなかった
物の表面に付着し、条件次第では何日も生存可能なその目に見えない小さなウイルスは、人の気など気にする事なく今日も淡々と自分のコピーを増やしている
日本で初めての感染者が出てからもうすぐ3ヶ月が経つ、
大きな解釈で言えば新型コロナウイルスに思考や心まで囚われ感染していると言ってもいいのかも知れない。
間違いなく今後の歴史の教科書に一つの時代の出来事として記される事になるだろうと考えると同時に、今まで自分が歴史の教科書で暗記してきた事件や出来事は今回と同等か、それ以上の不安や恐怖がその一文に凝縮されているのだと再認識させられる
東京都での感染者数が連日3桁を記録し
着実にピークに向かい増え続け、
ここに来て今の日本(東京)の状況はニューヨークの2〜3週間前の状況に似ているという話題が増えてきた
日本の人口が約126,000,000人
現在の感染者数が3,482人
死亡者数が84人
アメリカの人口が約327,200,000人
現在の感染者数が308,850人
死亡者数が8,407人
イタリアに至っては
人口約60,000,000人に対して
現在の感染者数が124,632人
死亡者数が15,362人
と、国によって感染速度が大きく違う
外務省の示す1万人あたりの数値で見ても日本は他国に比べて明らかに数値が低い。(個人的には報道されていないルクセンブルクの数値の高さに驚いたが…)
この他国との感染速度と感染者数の違いを見ると、クルーズ船が寄港していた時期によく報道で目にしたコロナウイルスへの対策イメージのグラフを思い出す
(今のところは国の対策イメージに沿った動きで抑えられているのではないか?)
そう考えると、ここに来て非常事態宣言を出す事によって、低い位置でのピークを目指しているのかも知れない…と考えてしまう。
決して楽観視をしてはいけないけれど希望は持ちたい。
ピークに向かう今が一番大変な時期なんだと思う
施策への不満の声もよく見かけるが、過剰な不安は足並みの乱れを呼ぶ。
2週間後のニューヨークの様になるのか
このままゆっくりと収束に向かう事が出来るのか
本当に一人一人の行動によって大きく変わる場面にいると考えると、希望を持ちながら気を緩めずに収束に向かう為の行動を最後まで心がけていたい。
☞to be continued
この記事を書いた人
この投稿者の最近の記事
- blog2020.05.10『美容室はセーフティーエリアになり得るか』
- blog2020.04.10これからを考える。
- blog2020.04.06大変だ。
- blog2020.02.01まだ引きずっている。