コンビニへの過剰な期待

ヒロユキです。

ツイッターのTLを眺めているとたまに量販店や飲食店の方が消費者に対して快適に利用してもらうための協力の願いや過剰なサービスの要求を控えてほしいとの思いを綴ったツイートが流れてくることがある。

特に利用者数の多いコンビニのレジでのやり取りの様子を綴ったものはよく見かける。

そして決まって
「接客業なんだからそのくらい当たり前」

「そんな事も出来ないなら辞めればいい」

という上から目線の返信も目にする

もちろん内容によってはどちらに非があるのか難しい場合もあれど

僕はこの少しのミスも許さない上から目線の人達を【プロ消費者】と呼んでいる。

新人だろうがバイトリーダーだろうが体調が悪かろうが関係ない。その場に立っている以上はプロ。接客のプロならばお客様への接客はプロらしくあるべし。

と、常にプロ目線で目を光らせる消費者のプロ

プロ消費者の声は消費者の声。いち消費者の代表として代弁しているのである

たとえそこがファミレスだったとしても、高級レストランのウェイターよりも早い気付きと速度で空いたポテトフライの皿を片付けに来なければ許されない。

プロ消費者よりも気付きが遅くなれば、自らの判断で臨時の外部顧問として異議を唱えることを使命としているのがプロ消費者なのである。

しかしプロの中にも更にハイクラスのプロ消費者が存在する。

プロの中のプロ

【アルティメット・ショウヒシャ・ガルフストリーム・クオリティ・サーヴァント・イニシエーション】

略してアシガクサイである。

かくいう僕もアシガクサイの1人である

アシガクサイ

かなりアシガクサイ

アシガクサイのパイオニア

アシガクサイはコンビニでもプロ消費者とは一線を画すプロ意識を発揮する

レジ待ちの時から目を光らせているのだ

戦いを制するは準備を制する者である。

混雑時に肉まんを食べたい場合はヘルプの付いていない不慣れなレジ担当者の列から隣のレジに並び直し、平常時はあえて並び、
先に肉まんを注文しながらレジ台に重い物、袋菓子、その他の商品を迅速に広げて対応ICカードを視界に入る位置で持って待機。
肉まんのカラシの有無は聞かれてから、
必要な場合は肉まん注文時かレシートの印字待ちの数秒に伝えて詰め終えた袋と同時に受け取るのである。

叱咤激励は存在しない
ただただスマートにコンビニエンスを追求するのみである

中には猛者のレジ担当者も存在する

どんな相手であれ、瞬時に対応し
プロ消費者を次々といなしてゆく

彼もまた不慣れな新人時代から幾多の経験を積み精鋭となったのだ

店内で手練れの猛者と一対一の状況に陥った時は空間認識能力も試される。

店に入るや否や欲しい商品への最短ルートを確認。
僕が1つ2つ商品を手にしたところで購買意欲の有無を確信した猛者はレジに向かう。
こちらはまだ残りの商品を取り終えてはいない

(さすが歴戦の猛者、先手を打たれた…)

そこで他に人のいないタイミングで猛者にしか出すことの出来ないオーダーを繰り出す

「肉まんとななチキ、それとホットのコーヒーレギュラーをお願いします」

猛者はうっすらと口元に笑みを浮かべながら手を消毒している。

『分かりました。カラシはご利用ですか?』

「お願いします!」

肉まんの袋にカラシをテープで留めたタイミングに間に合い、レジに商品を並べていると

『先にコーヒー作ってもらってても大丈夫ですよ(ニッコリ)

猛者のかいしんのいちげき

完全に猛者のペースである。

「ありがとうございます!」

ICカードの決済音とともにコーヒーを作りにレジを離れてコーヒーを作る

レジに戻った頃には袋詰めされた商品がすでに待っていた

「ありがとうございました」
『ありがとうございました』

レシート越しの握手で店を出る。

「また今日も勝てなかった…」

しかし肉まんを頬張りながら清々しい気持ちでいっぱいである。

業務の種類も多く、今後も便利になればなるほど増えていく業務に対応し続けるコンビニの店員さんには尊敬の気持ちしかありません

ただ、一言言わせてもらうと

ヒロユキ
猛者はワシが育てた

☞to be continued


注)本文中に出てくる店員さんとのやりとりは
普段から通っているお店のみでの事です。
オススメ出来ません。

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