一昨日、昨日とフェイスブックを眺めていた。
松浦さんの記事を読む為だ
美容師が穴あきデニムを穿いて接客する事の善し悪しが話題になっていた
フェイスブックでのコメント数も沢山だった
ポイントは【清潔感】
この【清潔感】と言うものは見る人の受け取り方によっても変わってくる
気にならない人もいれば気になる人もいる
しかし様々なお客様に接する仕事でもある以上、出来るだけ相手が不快に感じる格好をしないに越したことはない
穴あき。ダメージ加工。
すでにダメージを負っているのだから清潔感は足りない訳である
しかし既に穴のあいたデニムを穿いてしまっている以上、その穴を埋める努力をする事によって不快感を多少なりとも拭う事が出来る
清潔感とはかけ離れてはいるが
穴の空いたデニムを穿くための大義名分を作る訳です
[ ストーリーが必要]
人は見た目が100パーセントな世の中らしい。
そこにストーリーが加わると、見た目だけの判断にエッセンスが加わるのです
『このデニムはですね、美容師になったその日
に購入したもので、その購入したお店の店主のおじさんがとても気さくな人で…安くしてくれたんです。
なんか、たまたま店主のおじさんが困っている時に親切な美容師さんに助けてもらったとかで、美容師になるのなら安くしてやるから良い美容師になるんだぞって言いながら売ってくれたんです』
これです
これだけでその話を聞いた一定の年齢層のお客様の頭の中に織田裕二とマキシプリーストが現れ、
《 Love Somebody 》
が脳内再生されてその穴のあいたボロボロのデニムを優しい目で見てくれる人が1人は現れるはずです。
見た目の印象−100パーセントを
−90パーセント位に引き戻す事が出来るのです。
『正しいことをしたかったら偉くなれ。…なんてな』
先輩スタイリストがそう囁きながら優しく肩を叩く
嗚呼…やはり事件は現場で起きている
☞to be continued
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