昨日、ツイッターのタイムラインを見ていると
阪神高速道路上を豚が歩いている動画が上がっていた。
京都の養豚場から大阪へ運搬中に5トントラックが他の車両と接触事故を起こした際に37頭のうち19頭が高速道路上に落下してしまった様子
19頭 全てが無事なのかは把握できなかったけれど動画を見る限りだと大丈夫そうだった
接触事故で被害にあった人や事故を起こした当事者、その影響を受けた人達のことを考えると
申し訳ない気持ちもあるのだけれど
豚が高速道路上で歩いていたり遮音壁の隅の方に豚が寝そべっていたりする画像を見ながら
微笑んでしまった。
〈高速道路上に豚〉
少し非日常的な風景と当の豚たちが悠々とその場所に馴染んでいる様子にほっこりとした
ほっこりとしたまま一時期、ミニブタを飼う事を真剣に考えた時期があったのを思い出した。
出典:YouTube
これだ。この宮沢りえさん出演のトヨタヴィッツのCMで飼いたくなったのだ
当時、ミニブタを育てるために購入出来るお店は探してもなかなか見つからなかったが
モクモクファームという
農業を主とした農業公園でミニブタが飼育されていてミニブタショーの公演までしているという事を知り、とにかく一度 生のミニブタと触れ合ってみようと行ったのだ
生のミニブタを一目見たいがために走らせた車内でミニブタという単語をレミオロメンの曲にのせて口ずさむ
4文字の言葉は色んな言葉に当てはめやすい
3文字じゃあ駄目なのだ
ウ◯チという3文字を当てはめて笑えるのは小学生まで、4文字からが本番だ。
到着する頃には粉雪の事などどうでもよくなっていたがミニブタハウスの臭いの強さになかなかの衝撃を受けた
「ミニブタ(心の中ではミニィィブタァァ)…体臭?においは結構強いんですね」
『ミニブタ自体の体臭はそれほどありません。
ただ、おしっこやウンチが多いのでこまめに掃除してあげないと臭いやすいです』
そう教えてくれたのはミニブタを広場で散歩させていた飼育員の方でした。
『ミニブタはとても賢いけれど甘えん坊で寂しがりなんです。だからさみしいとイタズラをしたりもします。マットレスを引きちぎったりカーテンをボロボロにしたり…』
イタズラという範囲の広さに驚いた
仕事の間に家に一頭だけにする生活には向いていない
『ミニブタといっても成長すると体重は40キロ程になります。それに遊びの中で上に乗っかってくることがあるんですが、その時にちゃんとひっくり返して自分の方が上だと教えてあげないとミニブタの中での順位付けで飼い主を格下だと決めてしまうので注意が必要です』
自分一人なら大丈夫だろうけれど
家族がみんな覆いかぶさってきた40キロをひっくり返す事が出来るかと考えるとなかなか難しい
諦めよう。
「ありがとうございました」
そう言って最後にミニブタの背中を撫でると
まぁ見事に固い
仕事で髪をブローする時に使うロールブラシそのままだ
それから今に至るまでロールブラシを使う時は一層優しく扱うことになり
ミニブタの代わりに ニンテンドーDSで出ていた【ニャンとワンダフル】というゲーム内でしばらくの間ミニチュアピンシャーを育てて気持ちを抑えることになりました。
生き物を飼う以上、飼われている環境で幸せに過ごしてほしいし その命を十分に全うしてほしい
「かわいい」「かわいそう」
という端的な感情で決めることなく
育てる事の責任を忘れないように生き物と接していきたいと再確認しました
☞to be continued
追記: 書き終えた後に自動販売機で買ったコーヒーを取ろうと取り出し口を開けた瞬間に中から出てきた羽虫の大群を必死に振り払っている自分はまだまだなようです
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