11月22日。
今日はいい夫婦の日
たぶんこの日を記念日にしている人は多いと思う。
僕たち夫婦もその内の1組で
婚姻届を出しに役場に向かう途中でそれぞれの戸籍謄本を手元に用意していなかったことを思い出し、朝からバタバタと忙しい一日を過ごした事は今でも思えている。
今振り返っても当時の自分は
【夫】という身分不相応な肩書きを持っただけの小僧だったなと思うと恥ずかしさの方が多く
かと言って今はその肩書きに見合う人間でいるのかと考えるとまだ足りていない
言葉の意味を調べてみると、
・ 結婚した男女のうちの男
・ 一人前のおとこ
と出た。
一人前のおとこ。
自分の年齢とともに移り変わる永遠のテーマであり、達する時が来るのは自分が死ぬ間際に振り返った時に自己採点するまでどこまでクリア出来ているのかが分からない大きなテーマだという認識しかない
普段の仕事のように出来ないことが出来るようになっていったり
ピンポイントでその都度のゴールが目に見えてわかる訳ではない
フワフワとした実感のない広い場所を
手探りで前に進んでいる感覚
理想の夫婦像というものはあってない様なものだと思う
一人一人が違う人間同士の組み合わせなのだからどの夫婦も違う道に進むしかないと思うからだ
僕はよく奥さんを困らせる。
調子のいい事を言う事がある
頑として譲らない事もある
嘘をつく事もある
現に結婚してから何年経つのかと聞いてくれた人に僕が答えた年月は2年も違っていた
今年の記念日は少し背伸びをして2人でゆっくりと食事を楽しむ事にした。
普段、時間の効率を考えて生活していると
食事を楽しむ事は出来ても、ゆっくりと食事を楽しむ事はなかなか難しい。
帰り道に話の途中
「今日は楽しかった」
と奥さんが嬉しそうに話してくれた。
僕も嬉しかった。
これからも楽しい時間を過ごしていけるように
歩んでいきたい
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