三年間ずっと買いかぶられている。
ヒロユキです。
「石の上にも三年」
「三度目の正直」
「さんさんさん さわやか三組」
何かにつけて3という数字を節目にする傾向がこの国には昔からあります。
3の倍数唯一の素数であり
3という割り切れない数字の特性を多用して
「三日坊主」や「三本の矢」「仏の顔も三度まで」という3の数字をルーツとする言葉を生み出しすぎた呪いを受けて何かと答えのはっきりしない曖昧な日本人が今現在も増え続けているというもっぱらの噂
粛々と次の日の本を担う若者の為に
『YES NO 枕』を渡し続けている桂三枝師匠の身にもなっていただきたい。
話しは変わりまして、名前は伏せますが
僕の友人にとても話が上手で面白い人がいます。
いつもその友人のブログを読んでいるのですが
これがまた面白い
使う写真と言葉のリズムがテンポ良く心地良い
使う写真1つ1つのマッチ具合がスクロールする手を早めるわけです
日々ハサミで髪を切り、酷使しているハズの僕の手が腱鞘炎にならないのは決して仕事が暇なのではなくブログを読み進めるスクロールによる賜物だと家に帰っては家族に説明しています
なかなか理解してはくれませんが。
そして、そのブログは
「人」について掘り下げているテーマが多く
中には結構突っ込んだ内容や重めの内容の時もあります。でも不思議と嫌味が無いんです
そして読み終えた最後には笑顔になっている自分がいる。
ぼくはこのスパイスの効いた笑顔になるブログの事を優しい毒だと思っています。
やんわりとした中毒性があるのです。
ブログを書いている人やよく読んでいる人だと理解してもらえると思うのですが
「新しいお菓子食べてみた」
「こんな本を読んだ」
なんて事はブログネタにしやすいけれど
『おいしかった』
『面白かった』
なんて感想のオチが半分もスクロールしない間に出てくると、ありふれたものになり内容も軽くなりがちで次に同じテーマのブログがアップされてもオチが透けて見えてしまう
まぁ、僕の主観でしかないのですが
「おかわりちょーだい」とはなかなかなりません。
しかし同じテーマでもどこでオチが出てくるのかも分からず文面に散りばめられた伏線が最後に回収された時にスッキリと晴れやかになるブログは中毒性があり
「おかわり」が欲しくて次のブログのリンクが出てくると迷わずタップしてしまうのです。
長々とその友人の事を書きましたが
その友人、ブログの戦闘能力である
PV(ページビュー)
1記事あたり数万PVクラスの人間です。
分かりやすくお金で例えると
福沢諭吉が常に数枚財布に入っている人間です。
対してこの僕ですが
1記事あたりのPVはだいたい100レベルの人間です。
50円玉ならば2枚。平等院鳳凰堂が10枚財布に入っている人間です。
一緒にラーメンを食べた後の会計時、
財布を見せるそぶりどころか僕の出した小銭入れからジャラジャラと音がするわけですから
察した友人はレジに向かって
「会計一緒で」と伝え
僕は
『トッピングの煮卵の分だけでも…』
とガマ口財布から全財産を差し出すわけです。俺、もっと仕事頑張るわ…
例えが悪かった
分かりやすくしようとしてただ寂しい光景にしかなりませんでしたがそんな美容師トップブロガーに文章が上手いとか面白いと三年前にも言われた事があったように記憶しています。
買いかぶりもいいところです。
正直嬉しいけど。
今度ラーメン食べに行ったら煮卵奢るよ
木戸さん
☞to be continued
( ※ メンマ増量でもいいよ)
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